第6回ノスタルジック2デイズ


2月最後の日曜日の今日は、パシフィコ横浜で開催中の「ノスタルジック2デイズ」に行って来た。



「ノスタルジック2デイズ」は、旧車・絶版車の専門誌「ノスタルジックヒーロー」等で知られる芸文社の主催で毎年実施されているイベントだ。
旧車は実際の使用や維持が大変なんで、欲しいけどこういうイベントに訪れることで我慢していたりする自分だったりする。
今年もチケットが手に入ったので、のんびり見られる日曜日に訪れてみた。


行きは大分揃った1月新番組の主題歌CD(お気に入りはウィッチクラフトワークスとスペースダンディだ!)を聞きながら湾岸をひた走り、元町でお昼を済ませた後は山下公園をウォーキングしてパシフィコに向かった。
途中、赤レンガに寄ったら海上保安庁の「あきつしま」がいたので記念写真を撮影する。



12時半には会場に到着。
早速入場して写真を撮りまくる。
丁度昼時なので、そんなに混んではいなかったが、それでも旧車ファンで各処が賑わっていた。



毎回変わる特別展示車両は、今回「ホンダ S360」と「ホンダS800」の2台だった。
やはり旧い車だけど、このくらいのサイズの車はいいなあ。
特にS800のホイールのデザイン、こーいうの好きなんですよ。
(でも、この手のデザインのホイールは凄く洗い辛いのだ)



ワタナベのブースにあった、ブルーのスカイライン
ブルーの車って好きなので、今回見た中で一番気に入ってしまった。



色々寄り道したが、今回の自分的メイン、「日産 ザ・ラリー」の展示コーナーへ。
あの「サファリ」や「モンテカルロ」で活躍した日産のラリーカーが展示してあるのだ。



まずは「510ブルーバード」。
1970年のサファリラリーで、総合とチーム優勝の2冠を達成した栄光の車輌だ。
実は510ブルはそんなに好きな車輌では無かったのだが、あの石原裕次郎の映画「栄光への5000キロ」を一昨年BSで見て以来、一挙にお気に入りに昇華!
なのでこの展示はまさに自分的に「キマシタワーッ!」なのである。



そして、サファリと言えば、このダッツンZこと「フェアレディ240Z」。
湾岸ミッドナイトの「悪魔のZ」でお馴染みS30型フェアレディを、ラリー用にチューンしたのがこの車輌だ。
サファリでの1-2フィニッシュは勿論、モンテカルロでの活躍も非常に鮮烈だ。
特に「エリア88」で、ボッシュのエピソードに登場したシーンは未だに忘れられない。
ちなみに自分的にはタミヤのこいつのプラモデルとの出会いが、ラリー好きにさせられたルーツだったりする。



最後はA10バイオレット。
この車輌もサファリを制覇しているのだが、自分的にはあまり馴染みが無かったりする。



ブルとZにはモンテとサファリのラリープレートが!
いいね、いいね!
いまのWRCは日本車勢は撤退しちゃって寂しいが、また是非ともあの頃のようにチャレンジして欲しい物である。



その後も場内をウロウロ見て廻ると、一際インパクトのある車輌が。
なんと、マツダが幻のWRCグループS用に出場する為に製作していたRX-7のワークスマシンなのだそうだ。
なんか、フォードのRS200をグロくしたみたいな車輌だが、凄くオーラがあるぞ。
何か貴重な物を見られて非常にラッキーだった。


こうして今年も訪れた「ノスタルジック2デイズ」だったが、色々ラリー車輌を堪能出来て久し振りに自動車成分を充填する事が出来てとても楽しめたのであった。
23日の走行距離 109.2キロ、聴いた曲数 24曲。