中国遠征その2 竹原街並み保存地区


新年あけましておめでとうございます。
いつも「蟹鹿群」をご覧頂きありがとうございます。
今年も今一つ方向性の定まらない訪問レポートが続きますが、お付き合い頂ければ幸いです。


という訳で、遠征2日目で元旦の午前は、「たまゆら」の聖地・竹原市の「街並み保存地区」に行って来た。



昨日は東広島に戻ってもう一泊し、年を越した今朝は早起きして再び竹原市を目指した。
(ちなみにホテルでは年越しの宿泊だったので、年越しソバとお雑煮がサービスで出た)
9時過ぎには「道の駅たけはら」に到着したのだが、なんと、道の駅なのに正月休みとのこと。
めげずに早速街並み保存地区をぶらぶらするが、まだ早いせいかお店も開いてないし、人もまばらだった。



竹原市呉市尾道市の真ん中あたりにある市だ。
古くから残っている街並みが「安芸の小京都」と呼ばれ、2000年には「都市景観100選」に選定されているらしい。
ちなみに今回、なぜ急に竹原なのかというと、呉や尾道には何度か行っていたのに竹原はスルーしていたため、例の「毒ガスの島」の件や、アニメ「たまゆら」の舞台にもなった事で無性に行きたくなり、長期休暇のこの機会に遂に来てしまった訳である。



道の駅で情報を収集出来なかったので、事前に用意しておいた「たまゆらマップ」を参考に見物することに。
まず最初に目に入ったのは、OPや本編にもちょくちょく登場する「日の丸写真館」。
なかなか風情のある建物で、これは確かにアニメに登場させたくなるのが解る気がする。
現在は営業していないのだが見物は出来るらしい。だが、やはり正月休みだった。



作品中では松来さんのお好み焼き屋「ほぼろ」として登場する、本当にお好み焼き屋の「ほり川」。
なんと大正八年創業の老舗の店舗だ。
表に「たまゆら」とのコラボメニューが貼ってあり、ちょっと入ってみたかったがやはり(以下略



主人公「楓(ぽって)」の祖母のお店「cafeたまゆら」として登場する「茶房ゆかり」。
こうして見ると、なかなかいい感じにアニメと絡ませていたのが分かるなあ。
ちなみにやはり(以下略



その後、楓達の溜まり場として頻繁に登場する「西方寺」に到着し、ここで初詣をする。
清水寺がモデルの「普明閣」も上がらせて貰って来た。
本当はもっと参拝客がいるかと思ったのだが、同好の方以外は年配の人がちらほらいる程度……。
そうかっ、だからお店もみんな正月休みだったのか!
(成田育ちなので、正月のお寺は参拝客で混んでいてお店も開いてるだろうと思っていた)



と言う訳で、お店が正月休みだったのは残念だったが、お陰で空いている中をのんびりと散策出来たのは、それはそれで楽しかった。
また呉に来た時には是非立ち寄り、作中のセリフじゃ無いけど「おかえりなさい」気分を味わいたい物である。