第17回大洗あんこう祭


今日は前から行きたかった「大洗あんこう祭」に遂に行って来た。



あんこう祭」は、大洗の特産のあんこうをPRするために毎年実施されている物産展だ。
しかも今回は、「アニメで町興し」をして来た大洗の今年の総決算とも言うべき内容らしい。
昨年は浜松の航空祭と重なってしまった為スルーしてしまったが、後から評判を聞いてすごく後悔。
また、業界人としても非常に興味を持っていたので、今年は絶対行くぞと決めていたのである。
当日は早起きして出発したのに常磐道が三郷で事故で大渋滞、結局到着は10時近くなってしまった。
しかし、「海楽フェスタ」の時は10時でも結構駐車場は空いていたのに、今回はメチャ混み。
公園の奥の方の場所にやっと車を停めることが出来たのであった。



早速会場に向かうと、「ガルパン」のラッピングバスが展示されていた。
これは2号車なのだそうだが、こんなのが2台もあるなんて大洗凄すぎる。
早くも気持ちが加速していく(w



メインステージでは、既に「あんこう吊るし切り」が始まっていた。
しかも周囲にはその後に振る舞われる「あんこう汁100円」をゲットしようとする人々の列が延々と。
仕方が無いのであんこう汁は諦めて「プリキュアショー」を見てお茶を濁す
キュアロゼッタの活躍シーンを見ながら「ああっ、この後リアルロゼッタの中の人も出てくるんだな」と妙に感心してしまう。



次に商店街に移動する。
今回は歩行者天国になっており、各処で食べ物の販売や良く判らないバザーなどが実施されていて、非常に楽しげな雰囲気であった。



歩行者天国の中、一際賑わっているスポットが。
人が引けるのを待つと、中から現れたのはドイツ軍のIV号戦車であった!



なんとこのIV号は大洗の金網屋さんが製作した手作り戦車なのだそうだ。
ベースは軽トラで実物の3/4サイズらしいが、なかなか良く出来ていて非常に格好いい。
何気に今回訪れた目的の一つが、これを見る為だったりする。
写真を撮っているとコスプレ撮影会が始まってしまい、良く判らないが「凄い」と感動する。
やはり大洗の街には戦車が似合う。



街中にはこんな垂れ幕が下がっていた。
このノリの良さはまさに脱帽ものである。



ともかく街の各処に存在感を示す「戦車」の息吹。
ガルパン」は確実に大洗の街を現代風に「観光地」として成立させてしまった結果が目の前にある訳で、これは歴史に立ち会った様な感動を覚えさせてくれる。



歩行者天国の後半は、ガルパンがテーマの痛車展示が実施されていた。
一般の人の痛車に混じって、海楽フェスタで発表された公式痛車や、痛車レンタカーの車輌なんかも展示されていてなかなか見応えがあった。



自分的にいいなと思った「さおりんマークII
もし接触しても、さおりんのお尻で華麗に弾かれてしまいそうな処がグーだ。



「大砲付ければいいんでしょ!」みたいな車輌も何台か。
お前ら素敵すぎます。



折角なので磯前神社も参拝してきた。
今回はちゃんと正面から地獄の石段を登ってアプローチ。
七五三の参拝客とか結構いて、ほのぼのさせて頂きました。



参拝後は痛絵馬を鑑賞。
こちらは鷲宮に比べると流石におとなしい感じだ。



その後はまた商店街を通ってマリンタワーのあるメイン会場に戻り、1時過ぎから実施された声優ショーを観覧。
この時点で会場は滅茶苦茶人に溢れていて、凄い混雑ぶりだった。
(夜のニュースで見たが、なんと10万人来ていたらしい)


こうして昨年来の念願であった「あんこう祭」に遂に訪れ、「ガルパン」との理想的な関係状態の大洗町を肌で感じる事が出来て、非常に充実した一日を過ごせて「神様ありがとう」な気分だ。
今年も残り少なくなったが、またこのような楽しい体験を過ごせたらいいなと思いつつ帰路に着くのであった。
本日の走行距離 291.8キロ、聞いた曲数 57曲。