平成25年立川防災航空祭


今日は立川市にある陸上自衛隊立川駐屯地で開催された「防災航空祭」に行って来た。



立川駐屯地陸自の航空部隊が駐屯する基地だが、首都圏に何かあった場合に機能する「立川広域防災基地」の一部でもある特殊な基地だ。
その為にこの一般公開では自衛隊だけで無く、警察、消防も参加しており、他では見られない興味深い物となっている。
昨年は午後から来てちょっと見ただけだったけど、今年は「ガッチャマンクラウズ」の舞台にもなった事だし、ちゃんと見ようと思って朝から出発。
まずは昭和記念公園の駐車場に向かうも、開場が9時半だったのですぐに入れず、車を停めて基地に入ったのは10時過ぎになってしまった。
天気予報で午後から大荒れと言っていたので、展示機も少なくて空もどんよりだ。



それでも早速写真を撮って廻る。
木更津の噂の「対戦車道」も来ていた。



式典の後は防災装備品紹介が始まり、地上車輌の紹介後は三庁の各種ヘリが飛行を披露した。
天気がどんよりだったので、明るい色合いの警視庁や消防庁のヘリは目立っているのに、陸自のヘリは地味に目立たなかったのが印象的だ。



コブラやアパッチも登場した。
アパッチは機動飛行もやって見せてくれたのだが、どんより天気のせいでコンデジではピントが合わず、良い写真が撮れなかったのが残念。



本来ならこの後、三庁合同によるヘリの編隊飛行や、空挺降下展示が予定されていたのだが、悪天の為中止になってしまったようだ。
代わりに「災害救助活動展示」が繰り上がって開始された。



続々とヘリが来ては要救助者を確保していく様は、見ていて圧巻だ。
何気に昨年結成された警視庁版のハイパーレスキューである「警視庁特殊救助隊」も参加していたが、自分は見るの初めてだったので感動した。



訓練展示終了後は、東京女子体育大学の生徒さん達による新体操の演技が披露された。
ちょっと前まで「漢」の独壇場だった滑走路に、女子大生の若き肉体が躍動する姿は、そのあまりにものギャップに感動すら覚える。
ちなみに自分の3つ隣の御仁のデジイチは、連写モードの撮影音がずっと鳴り止まず、「お前、何枚撮っているんだ!」と驚愕したのは内緒だ。



でも、変なのも出てきたりして、以外とカオスだった。



最後は全員整列して挨拶。観客からは拍手喝采であった。
ずっとどんよりだった天気が、この時だけ陽が差してきて、コンクリの滑走路の中で女子大生達が踊る姿は中々神々しかった。



新体操の終了後は厚生センターの食堂で昼食を済まし、折角なので史料館を見学していく。
前来た時は開いていなかったので、何気に見学するのは初めてだ。
結構旧軍時代の写真資料が充実していて、非常に見応えがあった。



なんとっ、立川基地は「ゴジラモスラ」のロケにも使われていたらしい。
特撮ファン的にも何気に聖地だったのか。
その後、雨を警戒して早々に帰路に着く。
帰ってからは録画しておいた「サムライフラメンコ」(何気に今期一番のお気に入りだ!)を見てのんびりと一日を終える。
結局天気予報の言うような荒天にはならず、途中陽が差したりと基地祭日和でなかなか楽しめた立川防災航空祭であった。
本日の走行距離 129.8キロ、聞いた曲数 34曲。