陸自久里浜駐屯地創立63周年記念行事


今日から3連休。
と言う訳で、初日は神奈川県横須賀市にある陸上自衛隊久里浜駐屯地の記念行事に行って来た。



本当なら明日の文化の日は入間の航空祭なのだが、昨年も行ったフィアット500のイベントが今年も浜名湖で実施される為、入間は諦めて浜名湖に行くことにしていた。
10月のダブル3連休は遠征はしなかったので、何気に泊まり掛けの旅行はお盆以来だ。
今日の内に浜松まで行くのだが、どうせなら途中久里浜の基地祭も見て行こうと思い、急遽予定を変更して来てしまった訳である。
行きの道中は有明のあたりで渋滞した為、久里浜への到着は11時になってしまった。



久里浜駐屯地はかつて旧軍時代の海軍通信学校があった基地で、現在は陸自の通信学校が置かれていたりする。
何気に警察予備隊が発足した時の2駐屯地の一つで、自衛隊としては最も古い駐屯地なのだそうだ。
実はブログを始める前にも訪れていて、来るのは2回目だったりする。
通信専門なのであまり軍オタな人が訪れず、のんびり見られるのが見処なのだ。
この日も天気が悪かったせいかそんなに来場者はおらず、結構いいポイントから観覧する事が出来た。



式典とドリル展示の後は観閲行進が披露された。
遅く来たのに、自分は式台の手前の車輌がスタートするポイントから眺めることが出来てラッキーだった。



通信学校なので、戦闘車両はいなくて各種のアンテナを装備した、ある意味レアな車輌がゾクゾクと通過していく。
勝田の施設科も変な車輛が多くて面白かったが、久里浜も負けず劣らずユニークで見ていて面白かった。



行進終了後は何と訓練展示が披露された。
前来た時は訓練展示は無かったので、ちょっとビックリだ。
いきなりOH-1が現れて目の前を飛び回った後は、87式とかがブローニングを撃ちまくるという派手な展開に、ちとびびる。



その後は戦闘部隊が確保した地点に、通信部隊が続々と通信拠点を構築していく。
基本的にはアンテナを立てて通信出来るようにするというパターンなのだが、色々スタイルがあってそれが素早く大胆に実施されていく様は、地道に面白かった。
自分も結構こういうの好きで、テレビのアンテナとか自分で設置したりするので、見ていてワクワクしてしまった。



訓練展示の終了間際には、遂に雨が降り始めてしまった。
なので最後まで見ない内に屋内に移動し、基地内の歴史館を見学。



歴史館は旧軍の各種無線機を始め、自衛隊が使用してきた数々の無線機が「これでもか」という感じにずらーっと展示されていてともかく圧倒的だ。
何気に「マレーの虎山下奉文大将の直筆手紙なんかも展示されていて、思わず見入ってしまった。
その後は昼食を済まして、一路浜名湖へ向かう。
急遽立ち寄りを決めた久里浜であったが、のんびりと見られてかつ得る物も多くて中々幸先良い3連休初日であった。
本日の走行距離 387.9キロ、聞いた曲数 80曲。