松島・瑞巌寺・伊達政宗歴史館


今年のお盆休みは、伊達政宗でお馴染みの仙台を始め、日本三景で名高い松島や、石巻市の石ノ森漫画館を巡る旅に行って来た。



毎年ゴールデンウィークには遠征に出ていたのだが、今年は仕事が入ってしまい行けず終いだったので、今回のお盆休みはちょっと遠くにということで仙台に行く事を決意する。
昨日は朝に出発したのだが、そろそろUターンラッシュが始まろうかというのに下りの東北道は結構混んでいて、結局仙台の街に着いたのは夕方になってしまった。
で、その日はそのまま仙台で一泊し、のんびりと初日を終える。



と言う訳で、仙台遠征の初日は第一の目的地である松島に向かうのであった。
天橋立」や「宮島」は行った事があるが、松島だけは来た事が無かったのである。
松島には9時に到着。ケチって街外れの無料駐車場に車を停めて歩いて行ったのだが、既に街中の駐車場は何処も順番待ちで大渋滞だったので結果OKだった。
混雑する中を抜けると目の前に広がる素晴らしい景色に、早くも「来て良かった」と感慨に耽るのであった。



まずは松島のシンボルの五大堂に向かう。
始めは遊覧船にも乗ろうと思っていたのだけど、時間が無いのでパスしてしまった。



次に向かったのは青龍山瑞巌寺
平安時代に建立され、その後伊達政宗によってリニューアルされて勢力を拡大したお寺だ。
しかし、本堂は2016年まで修復中で残念ながら見る事は出来なかった。



まあでもその代わり、国宝の庫裡と大書院が特別公開されていて、貴重な御本尊様や、政宗公の位牌とかを見る事が出来て、ある意味ラッキーであった。



やはり特別公開で、政宗公の正室・愛姫の墓堂である「陽徳院御霊屋」も公開されていた。
こっちなんか、国指定重要文化財ですぜ!
キラキラで見応え満点でした。



瑞巌寺を満喫した後は、ちょっと色物も見ようかなということで「みちのく伊達政宗歴史館」を観覧する事に。



伊達政宗歴史館は、蝋人形を使って政宗公の生涯をパノラマ的に紹介した立体的歴史館だ。
館内にはコーナー別にに250体を越える蝋人形が配置され、観覧者は当時そのままの風景を視覚に捉えながら歴史を堪能出来るというアバンギャルドな施設なのだ。
でも、入場料は1,000円でちょっと高い。



噂の歴史コーナーは、これでもかと蝋人形が並び、説明出来ない密かな迫力に満ちていた。
写真のこれなんか、さりげなく凄い数の人形がどどーんとあって圧倒されました。
この他にも、館内には「みちのくの偉人たち」をテーマに、色々な有名人の蝋人形が並んでいて、あの宮沢賢治石川啄木なんかに並んで、米内光政や井上成美の蝋人形もあったりして、それはそれで見応えのある伊達政宗歴史館であった。