東京海洋大学「海の日」記念行事


海の日の今日は昨年に引き続き、東京海洋大学の一般公開を見に行ってきた。
ちなみに昨年は越中島キャンパスだったため、今回は品川キャンパスの方を訪れてみた。
(前回の海洋大学訪問時のレポート)



東京海洋大学は「東京商船大学」と「東京水産大学」の2校が統合されて誕生したのは前回書いたが、今回来た品川キャンパスはかつての水産大学だった方で、海洋科学部が教えられているそうだ。
現地には11時頃に到着。学内に駐車場は無いので、天王洲アイルに車を停めて大学まで歩いて行ったが、結構家族連れがいっぱい来ていて賑わっていた。



校内にある「鯨ギャラリー」を覗いてみると、巨大なコククジラセミクジラの骨格標本が飾られていた。
ともかくでかくて、全体の撮影が出来ない程だった(昔は屋外展示だったらしい)。
某シーなんとかには見せたくない施設である



続いて今回の一番のお目当てである「水産資料館」を見学する。
ここは明治35年農商務省水産講習所の標本室として開館したが、関東大震災で灰になったり、敗戦で進駐軍に接収されて閉鎖、移転したりと色々と苦難の歴史を歩んだ資料館なのだ。
館内は様々な魚や鳥の標本を始め、普通の資料館では拝めない貴重な資料の数多くが展示されていて非常に見応えがあった。



ペンギンやアザラシの剥製もどどーんとあった。
このアザラシの存在感。



水産大学時代の歴代の研究練習船の写真が飾ってあるコーナーには、「水産報國」の書額が。
同校の歴史を感じさせる展示だ。



校内の端っこにはかつての研究練習船で、登録有形文化財でもある「雲鷹丸」が展示されていた。
越中島の「明治丸」も見応えがあったが、こちらの雲鷹丸もビルに囲まれた中、静かに佇む姿はなかなか風情があって良かった。
本日の走行距離 48.2キロ、聞いた曲数 15曲。