フィアットフェスタ2013


今日は群馬県みなかみ町で開催された「第20回 フィアットフェスタ2013」に行って来た。



フィアット・フェスタ」は、"走る、見る、触れる楽しさ"をテーマに、フィアットファンが一堂に集まり楽しく過ごすというイベントだ。
日本に残存する貴重なフィアット車の数々が集まり、華麗な走りを見せてくれるというので一度は行ってみたいと思っていたのだが、今回は事前に情報を得る事が出来たので、遂に来てしまった訳である。
(ちなみに、当初は福島のMSCCラリーに行く予定だったのだが、結局こっちを優先してしまった)
先週は足利で「痛車」だったが、今週は元祖本物の「イタ車」なのだ!


昨夜は新前橋で一泊し、当日朝はのんびりと出発し、会場である水上高原宝代樹スキー場には9時半に到着した。
道中の峠道のドライブも非常に快適で、まさにルンルン気分で現地に着くと、そこはまさにイタ車パラダイスであった。



早速フリーダムに見て歩くと、いきなりアバルト131がどどーんといる。
しかも何台も。
アバルト131はランチアストラトスとかが活躍したWRCのグループ4時代の名車で、一見普通のセダンだが、2回位世界チャンピオンも獲得している曲者なのだ。



他にもX1/9とか、アバルト124とか、パンダとか、フィアットの顔と言うべき名車達が、しかも思いっきりいじられていて、どれも凄くて思わず夢中で写真を撮りまくるのであった。



凄い爆音と共になんか来たと思ったら、ランチア037ラリー!
しかも自走してるし!
ビデオでは何回も見ていたが、直接走っているのは初めて見たよ。
ああ、これだけで遙々水上まで来た甲斐があったというものだと感慨に噎ぶ。



そうこうしている内に最初の競技、「トロフェオ・ラリー」が始まってしまった。
なので自分も他の皆さんに混じって、のんびりとセルモニアルスタートを観覧する。



続いてジムカーナ競技の「トロフェオ・スラローム」がスタート。
こちらはすぐ隣の駐車場を使用して実施されるので、来場者も直接見る事が可能だ。
でも遠いのと、見下ろすポイントでしか撮影出来ない為、あまりいい写真は撮れなかった。



それでもアバルト500とか、アバルト131とか、走っているのを見るだけで幸せな車輌がガンガン走ってくれるので、なかなか楽しめてしまった。
先日のラリーニッポンもそうだが、こうして貴重な車輌を実走可能な状態で保有している人達が沢山いるのは、車好きにとって非常に素晴らしい事だと思います。



その後、お昼休みを挟んでビンゴ大会やラリーやスラロームの表彰式が行われたのだが、自分は帰りの高速が混む前に後ろ髪引かれる中、早々に帰路に着いた。
でも折角なので、しばし下道を走って最期のドライブを楽しんだりする。
こうして久し振りの遠征で行ったフィアットフェスタは、往年のWRCの名車とかを思いっきり堪能し、ついでに峠のドライブも満喫出来て、まさに「充分です」(by 丹下桜)な内容であった。
本日の走行距離 305.4キロ、聞いた曲数 66曲。