ラリーニッポン2013 in Y154


5月最後の週末である今日は、東京の靖国神社で実施された「ラリーニッポン2013」のスタートシーンを見に行ってきた。



「ラリーニッポン」は2009年からスタートした、クラッシックカーで「世界遺産」や「文化遺産」のある所を走りまわるというイベントだ。
何度かニュースで見て「いつか行こう」と思っていた所、この週末に実施され、しかもスタートが靖国神社というではないか。
本当なら神戸の湊川神社で実施される「楠公武者行列」に行くつもりだったのだが、先週今週と日曜が仕事となってしまった為に泣く泣くキャンセル。
まあそのお陰でここに来られた訳である。


会場である靖国神社に到着すると既に参加車輌の整列が終わっており、見物人たちがしきりに写真を撮っていた。
早速自分も撮りまくる。
しかし、靖国の境内にずらーっとクラッシックカーが居並ぶ光景はなんとも言えずいい感じだ。
大村益次郎もさぞや驚いていることだろう。



参加車輌は戦前のブガッティとかベントレーを始め、50年代、60年代の様々な名車が居並ぶ。
また、僅かではあるが、「スーパーカーブーム」でお馴染みの車輌も何台か参加していた。
あの、ランボルギーニミウラも先日のサーキットの狼ミュージアムに引き続き見る事が出来てしまった。
イエローのボディが目に眩しく、思わず「うおっ!まぶし!」状態であった。



10時半になるといよいよセルモニアルスタートが開始される。
制作年代の古い車から順にスタートしていくので、過去から現在への車の歴史を眺めているような楽しさも味わえた。
ちなみにスタートの前は靖国神社の神主と巫女さんが1台1台お祓いをしてくれていて、なかなか神々しかった。



スタートの順番待ちの車輌が境内を一列に並ぶ光景は、何とも言えず痺れる情景だ。
戦前は境内を戦車が行進したりもしたそうだが、それもこんな感じだったのだろうか。



40分程で全ての車輌がスタートを終え、観客の声援を受けながら東京の街中へと走り出していった。
この後は、お台場、横浜と走っていくそうだが、自分はここまでだ。