韮山反射炉・三嶋大社


今日は静岡県伊豆の国市にある「韮山反射炉」と、同・三島市にある三嶋大社に行って来た。



韮山反射炉」とは、幕末に黒船とかを迎撃する大砲を鋳造する為に、韮山代官だった江川太郎左衛門が築造した溶解炉だ。
昨年末にも「那珂湊反射炉跡」を訪れているが、あちらは復元された実物大模型だったのに対し、こちらは当時そのままのモノホンの反射炉なのだ。
当日は家の用を済まして昼食後に出発し、現地には3時半に到着。
やけに目立つ土産屋の向こうに目指す反射炉の姿が佇んでいた。



流石に本物、迫力が違う!
のどかな街外れに4本の煉瓦の煙突が聳える姿は、なかなか風情があって見に来た甲斐があったという物だ。
ちなみに網タイツのように設置されている鉄骨は、本体の崩壊を防ぐ為に補強として着けられた物だそうだ。
始めは「江戸時代に鉄筋!」と勘違いしてしまった。



敷地内には復元された24ポンドカノン砲なんかも置いてあった。
桜のシーズンは花見客で結構混んだらしいが、今は散ってしまっているので人もまばらでゆっくりと見る事が出来た。



韮山を後にして、今夜の宿である御殿場に向かう途中、三嶋大社によって参拝してきた。
ちなみに三島市の島はアイランドの「島」なのに、三嶋大社の嶋は山鳥の「嶋」なんだね。



こちらも桜は殆ど散っているので空いていたが、何本か桜が咲いている木もあってささやかな花見をしながら参拝する。
境内には源頼朝の腰掛け石や天然記念物の金木犀など中々見所が多く、気が付けば5時を回っていた。
全国にある三島神社の総本山である三嶋大社を参拝し、前から見たいと思っていた韮山反射炉も見られて、充実の1日だった。
本日の走行距離 214.9キロ、聞いた曲数 58曲。