陸自習志野駐屯地創立62周年記念行事


今日は千葉県船橋市にある陸上自衛隊習志野駐屯地の、創立62周年及び第一空挺団55周年の記念行事に行って来た。



今週末は例の爆弾低気圧の影響で大荒れの天気と聞いていたので、本来なら静岡の駒門か群馬の新町の基地祭に行こうと思っていたのを急遽諦める。
しかしながら、日曜の朝には低気圧も通り過ぎて晴天となっていたので、風が強いけど折角だからとご近所の習志野を訪れる事にした。
習志野というと毎年1月に実施される「空挺始め」が有名だが、4月にも花見を兼ねた一般公開をしているのだ。



会場には式典開始直前の10時前に到着するも、マニアな人達は駒門や熊谷に行っているせいか、そんなに混んでいなくてのんびりとした雰囲気だった。
整列している隊員さんも、戦闘服にキャップという軽めのスタイルだった。
しかしながら、ともかく凄く風が強くて、カメラを構えていてもビュービュー煽られて全然上手く写真が撮れない(w
式典の台上でも、式辞の原稿が風で飛んで行っちゃったりして大変そうだった。
ちなみに、来賓挨拶ではあの民主党の野田元総理なんかも挨拶していて注目を浴びていた。



式典の後は訓練展示…、もといアトラクションとして、隊員さん達による3つの団体競技が披露された。
号令と共に、鍛え上げられた肉体の隊員達が一斉に雄叫びと共に広場へと駆けつけてくる。
まさに肌色の悪夢。その姿は上手く言えないが、ともかく圧巻だ。



まず披露されたのが「棒引き」。
チームは紅、青、黄の3チームに分かれ、2チームずつで試合をし、一番得点の多かったチームが勝利する。
一本の棒を巡って、上半身裸のマッスル達が争い合う。



次の競技は「人間ばん場」。
なんと73式トラックを人力で押して、トップを競うというクレージーな競技だ!
初めのうちはビクともしなかった73式も、勢いがつくとみるみる動きだす様子は感動さえ覚えるのであった。



最後の競技はオーソドックスに「騎馬戦」だった。
しかし、紅、青、黄の3つ巴の戦いなので、これが一筋縄ではいかず、結構もつれこんで面白かった。
しかし、突風の中、目に眩しい「これでもかっ」の肌色の悪夢は、見ていて何とも言えないエクスタシーだった。



アトラクションの終了後は厚生センターで昼食を済まし、その後は空挺館を観覧する。
前に来た時からリニューアルされて綺麗になっていたのだが、前は旧軍の軍刀とか色々なライフルとか沢山展示してあったのだが、殆ど無くなってさっぱりしていたのが衝撃だった。
その代わり「坂の上の雲」に合わせて秋山好古コーナーとかあってビックリした。
あと、61式戦車とか置いてあったのも無くなっていて、ちょっと寂しかった。


空挺館を見た後は早々に帰途につき、帰ってからはいよいよTV放映がスタートした「ヤマト2199」をオンエアで見たり、「リトルバスターズ」の最終回を見たりしてのんびりと過ごす。
天気は良かったが、ともかく風が半端なく強い1日で結構難儀したけどそれなりに楽しい1日であった。
本日の走行距離 43キロ、聞いた曲数 18曲。