大洗春まつり 海楽フェスタ


今日は茨城県大洗町の、大洗マリンタワー前広場で開催された「海楽フェスタ」に行って来た。



この「海楽フェスタ」は、大洗の街が一昨年の震災から復興した事を広くPRする為に開催したイベントだ。
会場であるマリンタワー前広場では多くの物産ブースが展開される他、あの「ガールズ&パンツァー」のイベントも実施されると言うので、本当なら米軍横須賀基地のスプリングフェスタだったのを振りきって、こっちに来てしまった。
当日は朝から常磐道をひた走り、会場である大洗マリンタワーには10時前に到着。
折しもメインステージではオープニングセレモニーがやっており、主催の偉い人達に混じって、声優の渕上舞も挨拶していた。写真は撮ったのだが、その後のトークショーでは撮影禁止だったの掲載は自粛ということで。
その後は「K氏に土産でも」と思いガルパンの物販コーナーに向かうも、凄い行列だったのでサクっと諦める(w



マリンタワー前の道路には、土浦の武器学校から持ってきたという74式戦車が展示されていた。
今回のイベントの為、陸自が特別に協力してくれたとのことで、そのエピソードだけでも泣かせてくれると思った。



その後はマリンタワー前を離れて大洗駅まで歩いて移動。
前回訪れた時は開いていなかった「ガルパンインフォメーションコーナー」も開放されており、設定画やイラスト等をゆっくりと見ることが出来た。



駅前にはガルパンのラッピングバスが停まっていた。
いつもは定期路線を走っているそうだが、今回は駅とイベント会場の往復をしているらしい。
バスは図体がでかいので、イラストも迫力満点だ。



次にいよいよ大洗の商店街に向かう。
商店街では今回のイベントに合わせ、街全体を利用して「ガルパン街なか かくれんぼ」という催しが実施されているのだ。
街の各処にガルパンキャラの等身大パネルが工夫を凝らして配置されており、その数なんと54体!
小さな商店街は大勢のオタな人達で溢れ、交通整理も各処で実施されるなど、なかなか賑わっていた。



流石に全部は無理なので「イイネ!」と思ったカットを何枚か掲載。
まずはK氏イチオシの秋山殿と、中の人がキュアハッピーの生徒会長。
生徒会長の所のお店は売り子さんがとても元気で、写真を撮っていたら挨拶されてしまった。



八九式中戦車のバレー部の娘と、M3リーの一年生の眼鏡っ娘
実はガルパンの中ではこの2人が一番お気に入りだったりする。



三突の仙台エリと、やはりM3リーの一年生。
2枚目は何気に店番のお兄さんが優季ちゃんと同じポーズを取っていたのがナイスだった。



4話でマチルダ戦車が突っ込んだ、余りにも有名な旅館「肴屋本店」。
いみじくもこちらにはキタエリことダージリンさんと、ティーセットが展開してあった。



プラウダのロシアコンビは、仲良く斜向かいのお店に置いてあった。
上坂すみれの方は、ちょっと暖簾が邪魔だった。



本編ではちょっとしか出番が無かったアンツィオ高校のアンチョビさん。
何と通りに面した2階の窓にあり、皆さん「あれは無いよー!」って感じで喜んでいた。



しかしこのイベントを考えた大洗の人達は大したもんである。
始めはいい感じの写真をブログ用に2、3枚と思っていた自分も、気がつけば「次は誰だ!」と撮影に夢中になっており、結局商店街を全部巡ってしまった。
ともかく撮影していると、架空のキャラと実在の街が結びついていくような不思議な感覚を味わえるのだ。
周りを見れば、商店街で食べ物を買ったり、お店の人や交通整理の人と会話するファン達の姿が各処で見られ、「アニメで町興し」の理想の姿を見られたような気がした。


再び会場に戻り、「あんこう汁」を堪能した後は、メインステージでのガールズ&パンツァー出演声優陣によるトークショーを見学。
でも先に書いた通り、撮影も録音も禁止なのでレポートはここまで。
ちなみに、最初に何故か自民党の石破幹事長のビデオメッセージ(トラブルで声だけ)が流れ、「74式という古い戦車ですみません」とか「ガールズ&パンツァーは素晴らしい作品」とか言ってて驚かされた。



トークショーの最中なら物販も空いてるかなと思い、ステージを離れ74式の側を通ると、折しもエンジンを掛けて油圧サスペンションによる姿勢変更の実演をやっていた。
写真を撮っていると偶然、知人のR氏達と遭遇。なんと今会場に来たらしい。
彼らとは入れ替わりに自分は会場を後にし、混む常磐道は避けて51号線を潮来に向かい、東関経由で帰宅する。
この日は曇り空で肌寒い陽気であったが、大洗の人達とファン達が一体となった熱いイベントを見ることが出来て、非常に得るものの多い大洗遠征であった。
本日の走行距離 269.3キロ、聞いた曲数 54曲。