第16回文化庁メディア芸術祭受賞作品展


今年も六本木の国立新美術館で開催中の「文化庁メディア芸術祭」の受賞作品展を見に行ってきた。



文化庁メディア芸術祭は、アート、エンターテイメント、アニメーション、漫画の4部門で優れた作品を選んで多くの人に周知して貰おうというイベントだ。
昨年はアニメーション部門で「まどかマギカ」が選ばれた事で話題を呼んだが、今年はヲタ好きな作品が選ばれていなかったせいか、ネットで全然紹介されていなかったので直前まで開催を知らなかった。


当日は天気は良いが風が強く気温も非常に低くて、昼食を済ました後、震えながらも昼過ぎに会場に到着。
着いた頃は程々の混み具合だったが、会期最初の週末だけあって2時頃には多くの人が来場し、結構混雑していた。



ちなみに今回のお目当ては、マンガ部門で優秀賞を受賞した相田裕氏の「GUNSLINGER GIRL」だ。



ちょっと前の「電撃20年祭」の記事の時にも触れたが、昔はコミックを買っていたが「ピノッキオ編」が終わったあたりから絵柄が変わってしまったので、以降はコミックを買っていなかったのだ。
そうしたら、なんと最近ついに完結したとのニュースを見て、「ああ、また続き読むかな」と思っていた所、この受賞である。
最近の絵の原画とかも展示してあったが、またあの頃からも随分絵柄が変わっていてビックリした。



作画参考資料のぬいぐるみとモデルガンも展示してあった。
GUNの方は、トリエラのSIG P230だろうか。



相田氏によるアマチュア時代に発表されたガンスリの原点となる作品も展示されていた。
なんか、今の絵柄と全然違って凄い幼い感じのキャラクターで、正直たまげました。



同じくマンガ部門優秀賞では、「赤ちゃんと僕」で名高い、羅川真里茂の「ましろのおと」も入賞していた。
しゃにむにGO」も途中から買ってなかったが、こちらもいつかは全部読もうと思っている。
ちなみに「ましろ」と言っても、「ペットな彼女」のアレとは関係ない。



功労賞であの大河原邦男氏も受賞していた。
ガンダムとかに混じって、なんと「ゴーダム」のスケッチも展示してあって非常に感激した。
ゴーダム好きだった。ゴワッパー5も。
そんな訳で、今年のメディア芸術祭も非常に楽しませて貰ったのであった。