四国遠征その4 松山城・秋山兄弟生誕地・他


四国上陸3日目の今日は、愛媛県松山市松山城を始めとする「坂の上の雲」関連の施設と、同・新居浜市別子銅山跡地などに行って来た。



昨日は結局夜遅くに松山市に到着。
なので道後温泉なんかに行く暇は無く、ホテルの近くでのんびりと過ごして終わった。
そして今日は早起きし、ホテル側の好意に甘えて車を預けたまま松山城を見に行く事にした。
ロープウェイ・リフト駅舎に入るとでっかい水墨画がドドーンと掲げてある。
なんと、秋山好古や真之なのだそうだ。
ちなみに料金はリフト・ロープウェイのどちらでもOKの往復券と、観覧券を合わせて1,000円となっている。



実は四国の現存天守のお城の中で、松山城だけ過去にグロ吉君と来た事があり、今回来るのは2度目なのだ。
しかし2004年から実施された大改修工事のお陰で前来た時とはガラッと変わっていて、さっぱりした庭園と素晴らしい景観に大変驚かされた。



本当は時間があれば麓の二の丸から歩いて登りたい所だが、他も色々見たいのでリフトでさくっと本丸に向かう。
そして一の門や紫竹門などを通り抜けると、いよいよ松山城の大天守と小天守が目の前に現れた。
爽やかな青空をバックにそびえるその姿に、しばし見とれる。



思う存分写真を撮った後いよいよ天守内に入城。
流石は江戸時代最後の城郭建築だけあって、今回見た城の中でも一番広く荘厳な造りであった。



天守の最上階から松山の市街を眺める。
なんか「ここまで来たなあ」と意味も無く感慨に耽るのであった。



松山城を後にして、次に向かったのは「秋山兄弟生誕地」。
大河ドラマの「坂の上の雲」に触発されて造られたのかと思ったら、既に2005年から公開されていたらしい。
あと、入館料は300円ね。



この生家は、戦前の写真や関係者の記憶を参考に忠実に再現されているそうだ。
中には秋山好古・真之両名の銅像がどどーんとあって、かなり興奮させられる。



続いて「坂の上の雲ミュージアム」に向かう。
こちらも大河ドラマとは関係なく2007年に開館した、松山の街全体をフィールドミュージアムとする構想の一角を担う施設なのだそうだ。
三角形の独特な造りの館内はなかなかな面白かった。
気が付けばもうお昼近いので、ホテルに急いで戻り昼食を済ました後松山の街を後にする。
ちょっとかけ足気味だったのでもう少しのんびりしたかった松山散策であった。