大洗町幕末と明治の博物館・那珂湊反射炉跡・他


今日は今をときめく茨城県大洗町までドライブに行って、色々と見てきた。


先週末は車のガラスにヒビが入ったままだったのに加え、日曜が仕事だったので出掛けず仕舞いだった。
そこで今週末は久々に小遠征だと思い立ち、前から行こうと思っていた「那珂湊反射炉跡」に行く事に。
幸い、「ガールズ&パンツァー」で一躍有名になった大洗の直ぐ隣なので、今更ながら舞台探方も出来て一石二鳥ではないかという訳なのだ。
フロントガラスを交換し、新兵器「スマートループ」も装備した愛車を駆り、一路大洗へと向かうのであった。



行きは常磐道を使って2時間程で到着。
昼食を地元の食堂で済ました後、まずは大洗駅へ行ってみると、ガルパンのポスターが掲示されていたり、記念乗車券が売っていたりと、流石は聖地という感じだった。



続いて「大洗マリンタワー」へ。
大洗リゾートアウトレットに車を停め、冒頭の記念写真を撮っている時に悲劇が起こった。
この日は結構風が強かったのだが、三脚を使って写真を撮っているといきなり強い横風と共に、誰かが捨てたであろう紙くずが飛んで来た。
その紙くずは事もあろうに自分のカメラに引っかかり、その勢いでカメラは三脚ごと転倒してしまった!



よりによってレンズ側から地面に激突した為、カバーが閉じなくなっちゃったりして、かなりのダメージが……。
うおおっ、先日のフロントガラスといい、なんかここの所ついてないぞ!



なんかショックだったので、マリンタワーは登らず、敷地内の「大洗わくわく科学館」を見る事。
良く判らないが今日は入場無料だった為だ。
来てから知ったのだが、ここの運営は「日本原子力研究開発機構」だったのだ。



マリンタワーを後にして、大洗磯前神社へ。
参拝前に神社の敷地内にある「大洗海洋博物館」に寄ってみると、見覚えのあるサメのホルマリン漬けが。
実は幼少の頃、大洗の水族館に来た事があり、その時にサメのホルマリン漬けを見たと思っていたのだが、どうやらその時見たのはこの海洋博物館のものだったらしい。



何やら濁った水槽が置いてあったので見てみると、なんとクジラの生殖器(!)、しかもメスのだったのだ!
濁っていたのは放送禁止用語だったためで無く、ホルマリンの劣化の為らしい。



海洋博物館を堪能した後は、高名な磯前神社を参拝。
何気に境内にはあの西村少将も乗艦していた旧海軍の軽巡「那珂」の忠魂碑があった。



磯前神社を後にし、いよいよ本日の本命「大洗町幕末と明治の博物館」に向かう。
ここはかつては「常陽明治記念館」という名称であったが、平成9年にリニューアルオープンして現在の名称になった博物館だ。
残念な事に館内は写真禁止だったのだが、坂本龍馬とか高杉晋作とかの自筆の書とかが一杯あって、中々見応えのある内容であった。



結構ゆっくりしてしまったので、早々に大洗を後にして本日最後の目的地「那珂湊反射炉跡」に向かう。
(と言っても、車で10分程の距離だが)
ちなみにこの反射炉というのは、幕末に水戸藩が黒船を迎撃する大砲製造用に造った溶鉱炉なのだ。



反射炉は「あずまが丘公園」の敷地内にどどーんとあった。
実は幕末の動乱で一度壊されてしまい、現在のこれは復元されたものなのだそうだが、なかなか異様な佇まいで見応えがあった。
近くには段々畑みたいな「煉瓦焼成窯」なんてのもあって、思わず写真を撮りまくるのであった。


その後は再び大洗方面へと向かい、そのまま海沿いに鹿島方面へとドライブ。
鹿島からは東関道を使ってすばーっと帰ったのであった。
久し振りのイベント以外の遠征は、風が強くて寒かったけど終始好天で結構楽しいものであった。
本日の走行距離 277.9キロ、聞いた曲数 52曲。