新城ラリー2012


文化の日である11月3日は、またも皆様の予想を裏切って入間基地では無く、愛知県新城市で開催された全日本ラリー選手権第9戦である「新城ラリー」を見に行ってきた。



「今年はラリー、いっぱい見るぞ!」と意気込んでいたのに、結局春に福島MSCCラリーを見ただけで、伊香保も都合が悪くて行けず終いで気が付けば最終戦の新城の日に。
実は前日まで入間と迷っていたのだが、入間の方は川口のK氏に任せ、自分は新城に行くことに決意する。
何せ、今回はあの「ビヨン・ワルデガルド」がTA64セリカでデモランするというのだ!
なのだが、前日が接待であった為に出発が遅くなってしまい、新城に着いたのは3時過ぎになってしまった。



すでにSS5は観戦スポットへの入り口が閉鎖されてしまっている為、今回はSSの観戦は諦めてラリーショー会場でのんびりとワルデガルドの登場を待つ。
コースでは何故か自衛隊の車輌がデモランをしていたりして、良く判らないが楽しかった。



続いて激しい轟音と共にランエボがデモランを開始。
でかい図体なのにクルクル動いて、流石は三菱のマシンである。



そして、いよいよトヨタ唯一のグループBマシン・TA64セリカが登場!
うおおおっっ! 実物初めて見たよ!
流石サファリの覇者! 30年近く前のマシンなのに放つオーラが半端じゃない!



自分にとってのラリーのルーツは「サファリラリー」で、キチガイマシーンだらけのグループBでサファリの連覇を飾ったセリカTCTは特別な存在だった訳である。
そのセリカが、しかも79年の世界チャンプ・ワルデガルド氏の手によって駆られている姿を目の当たりに出来たのは、ある意味「これ以上の幸いが何処にある!」(BY北見さん)状態だったのだ。
ああ、渋滞の東名を我慢して遙々新城まで来た甲斐があったというものだよ。
ありがとうっ、ワルデガルド!



その後、ワルデガルド氏はマシンに乗ったまま、キャリーカーに積まれ、会場を去って行くのであった。
気が付けば日も落ちかけて、あたりは暗くなり始めていた。
地方選手権のフィニッシュを見ながら会場を後にして、今夜の宿である鷲津に向かう。
結局SSは殆ど見られなかったが、グループBセリカの爆走を見られて満足の内に浜松遠征初日を終えるのであった。
本日の走行距離 348.7キロ、聞いた曲数 62曲。