JAXA調布航空宇宙センター一般公開


今日は昨日に引き続き科学技術週間に関連して公開された、JAXAの調布航空宇宙センターの一般公開に行ってきた。



この「調布航空宇宙センター」はかつての「航空宇宙技術研究所 」だったところだ。
航空機に関する基礎および応用研究、次世代の航空機への適用を目指す先端的研究を目的としているところだそうで、筑波が「宇宙」ならこの調布は「地上の空」がメインな訳である。
実は数年前にも1度来ているのだが、その時は一緒に来た友人のF氏が会場で財布を落としてしまい見学どころでなかった為、今回はそのリベンジでもあるのだ。
予報では午後から雨で、しかも気温も寒くてあまりイベント日和ではなかったが、それでも家族連れとか多くの来場者が訪れていた。



入って直ぐにある展示室には、この施設で研究されている様々な機体の模型が展示されている。
来場者はここで色々凄いのを見させられて、いきなりテンションを上げさせられるのだ。



ここの名物が各種の実験用の風洞
「低速風洞」から「遷音速風洞」「極超音速風洞」「超音速風洞」等、実に様々な風洞があり、しかも実際の施設を見させてくれるのだ。
昨日の筑波が殆ど実物は見学禁止であった為、調布のサービスの良さにはヒデキ感激ものであった。



ここの施設で一番大きい「6.5m×5.5m低速風洞」。
なんと中まで入れさせてくれて、しかも記念写真まで撮らせてくれる。
今回一番感動したスポットだ。



ターボファンエンジンを住宅街のど真ん中でテスト出来ちゃう「地上エンジン試験設備」。
排気は下の写真の煙突からされており、上手く言えないが感動した。



スペースデブリの研究コーナーでは、「プラネテス」を紹介したパネルがどどーんと。
たぶん、「プラネテス」は地道に多くの若者をこの道に進ませた、一番影響力の高かったコミックなんじゃないだろうか。



月探査ロボットのローバの展示コーナーでは、実際に月っぽく暗くしてロボットを動かしていた。
なのでストロボを焚かずにそれっぽい感じで写真を撮ってみた。



その後、海上技術安全研究所等を見てから、第2会場である調布飛行場支所に移動する。



こちらは実験用の航空機の実物が展示してあるのが見所だ。
しかし、予報が午後から雨だった為、今回はあまり多くの機体は屋外に展示されておらず、ヘリとレシプロ機が1機ずつ格納庫内のみの展示でちょっと寂しかった。



ここのメインは何と言っても日本版コンコルドの「静粛超音速技術機」。
ソニックブーム計測模型」なんてレアなものまで展示してあって、ここでもお兄さん ヒデキ感激!