もの知りしょうゆ館・上花輪歴史館・鈴木貫太郎記念館・他


今日はキッコーマンの醤油工場があることでお馴染みの、野田市を巡る旅をして来た。
色々廻ったので、写真は少なめにどんどん行っちゃうよ。



昨年のこの頃は春日井駐屯地の基地祭を見に遙々遠征したりしたのだが、今年は例のメディア芸術祭があるので断念。
代わりに前から行きたいと思っていたキッコーマン野田工場の見学施設、通称「もの知りしょうゆ館」を見に行くことにしたのである。
予約制なので前日に予約。なんとなく11時からのコースにした。
で、野田には10時過ぎに到着し、まだ時間があるので「野田市郷土博物館」を見に行く。



敷地内には「旧茂木佐平治邸」というのもあったのだが、気が付けば予約の時間が迫っていたので、ざーっと見て出てきてしまった。
中々風情のあるお屋敷だったので、またいつかゆっくり見てみたいと思った。



そしていよいよ本日のメイン、「もの知りしょうゆ館」のあるキッコーマン食品野田工場に到着。
どどーんとそびえる銀色のタンクに、「萬」のマークが燦然と輝きまさにここが醤油の聖地なのだと言うことを思い知らされる。



駐車場に車を停め、早速館内に。
しかし、しょうゆ館内は撮影禁止であったので、写真レポートはここまで。
ちなみに工場内の製造風景も見学できたのだが、日曜なのでプラントは停止中でした。
どうせなら平日の工場稼働中に見に来ると、楽しさも倍増かもしれない。



日曜なので、結構家族連れも来ていて見学中は凄い賑やかだった。
売店には醤油ゲームなんかもあって、子ども達が夢中でプレイしながら無意識に醤油の知識をすり込まれていた。
また、外には宮内省にお納めする醤油を醸造する「御用醤油醸造所」なんかもあって、こちらも予約すれば見学出来たのだが、残念ながら土日はお休みなのであった。



しょうゆ館を後にして、次に「上花輪歴史館」に向かう。



ここは江戸時代に上花輪村の名主であった高梨兵左衛門氏の屋敷と、その庭園なんかを公開しており、なかなか見応えのある内容となっている。
天気が悪くて寒かったのだが、広い邸内をくまなく廻ってとても楽しめた。



歴史館の斜向かいにはキッコーマンの「煉瓦蔵」というのもあったのだが、何故か閉館中で見られなかった。
総煉瓦造りでインパクトのある建物だったので、是非中も見てみたかった。



野田市の中心地を後にして、次に向かうのは「鈴木貫太郎記念館」。
ここは昔、弟と来たことがあったのだが、実は殆ど覚えていなかったのでもう一度見に行きたいと思っていたのだ。



鈴木貫太郎はかつて旧海軍に所属し、「坂の上の雲」で有名な日本海海戦にも参加した人だ。
あの「二・二六事件」では九死に一生を得て、終戦時には内閣総理大臣を務めるなど正に波乱の生涯を送っており、その遺品なんかを展示してあるのである。
しかし、ここも中は写真撮影禁止だったので、ロビーにあった鈴木貫太郎愛用のソファーでお茶を濁す



最後に「関宿城博物館」に向かうが、色々廻った後なのでもういい時間になってしまい、城には入らず中之島公園の「関宿水閘門」とかを見て野田を後にした。
ちょっと欲張り気味ではあったが、お陰でいろいろと野田を満喫できて寒いけど楽しい1日であった。
本日の走行距離 137キロ、聞いた曲数 42曲。