群馬県立歴史博物館・山田かまち水彩デッサン美術館


ダブル三連休後半最終日。
今日は「群馬の森」のなかにある群馬県立歴史博物館と、高崎にある故山田かまちの美術館に行って来た。



群馬県立歴史博物館は、昨年の春に「岩鼻火薬製造所跡」に訪れた時に寄ったら改修中で見られなかった博物館だ。
なので今回、リベンジで訪れた訳である。
昨年、岩鼻火薬製造所跡に訪れた時のレポート



本当は先にかまち美術館に行くはずだったのだが、向こうは開館が10時なので、先にこちらに来てしまった訳である。
9時半の開館直後の入館だったため、まさに貸し切り。
最初から最後まで1人で見て回ることが出来た。



近代史のコーナーには昨日見た富岡製糸場の模型があった。
昨日見たばかりなので、何処が何処だか良く判り、感動した。



現代史のコーナーには群馬が誇るスバル中島飛行機のコーナーが。
しかし、戦時中の生活を紹介するこのマネキンは、「ああっ、爆弾が?!」って感じでなんとなく苦笑。



一通り見終わって、帰ろうとした時にあった看板。
なんとなく萌えてしまったのでついつい掲載。



博物館を後にし、いよいよ「山田かまち水彩デッサン美術館」に。
17歳でエレキギターの練習中に感電死したという凄まじい生涯を贈った同氏の様々な絵や文面などが展示されているのだ。
ここは知り合いのNさんも是非寄れと言っていたところなので、今回の遠征のトリを飾る地として選んだ訳である。



一昨日見た萩原朔太郎は文章による自己表現が中心であったが、今日見たかまちは絵による表現のため、自分的にはこちらの方がシンクロする部分が多かった。
しかし、好きな子へのラブレターとか悶々として書き綴った彼女への想いなんかも展示されていて、自分がかまちだったら恥ずかしさで死んでしまいそうだと思った。
お土産に絵はがきを買う。かまちが15歳の時に描いた「プリーズ・ミスターポストマン」という作品なのだそうだ。



その後昼食を済まし、いよいよ帰路に。
最後にちょっと伊勢崎の「旧時報鐘楼」に立ち寄る。
大正4年(1915年)に建てられたが、戦火で一度焼失。平成2年(1990年)に復元されたものだ。
周囲は今風の建物ばかりなので、なんか浮いてた。



その後は高速に乗って、東北道経由ですばーっと帰る。
渋滞にも巻き込まれず、4時過ぎには自宅に到着し、「花咲くいろは」最終回も無事に見ることが出来た。
こうして唐突に実施した群馬遠征ものんびりと終了したのであった。
本日の走行距離 207.2キロ、聞いた曲数 55曲。