碓氷峠鉄道文化むら・妙義神社・達磨寺


富岡製糸場を後にし、昼食後は安中市にある「碓氷峠鉄道文化むら」に向かう。
ここはかつての碓氷峠で活躍した国鉄車両などを展示している体験型鉄道テーマパークなのだ。



実はここにくるまでは「とりあえず」行ってみよう位に考えていた施設なのだが、いざ着いてみると駐車場は満車、周りを見渡すと何処も家族連れと、今回一番賑わいを見せていた。
それもそのはず、ここは園内を本物の蒸気機関車が走り回ったり(しかも乗れる!)、モノホンの「EF63形」の運転体験が出来たり(ただし、有料・要予約)と、鉄ちゃんにとっては正に「パラダイス」なスポットだったのだ。



まずは鉄道資料館を観覧。
あの有名な「アプト式」の電車が走っていた碓氷峠のパネル展示がメインなのだが、展示に関わった人のパワーが感じられる非常に濃い内容で、鉄道に興味のない自分でも、思わず時を忘れるほどであった。



その後、屋外展示スペースに向かうと、種々雑多、アラカルトに富んだ様々な車両がこれ見よがしに並んでいた。
気が付けば、我を忘れて記念写真を撮りまくる自分の姿が。



こんなのもあった。
「ソ300」というクレーン車両なのだそうだが、なんかドイツの列車砲みたいでカッコイイ!



鉄道展示館ではアプト式の車両も展示されていた。
急坂を登るための歯車がメカニカルで、痺れる。



自分は鉄オタでは無いのだが、やはりこう巨大な鉄の機械を目の当たりにすると子ども心がくすぐられるというか、男の血が騒ぐというか、やはり「いいな」と思ってしまう。
午前中は調子が悪かったのに、気が付けば気分はハイテンション、結局結構楽しんで今回の遠征で一番満足してしまった。



その後、鉄道むらを後にして高崎に戻りがてら「妙義神社」に立ち寄ることに。



しかしなんと、本殿は台風による損壊で立ち入り禁止になっていた。
「先日の台風か?!」と思ったら、なんと2007年からなのだそうである。
早く直してください。



ふと目に止まった石垣の美しさに暫し見とれる。
覆うように生えているコケが、まるで雪のようだ。



本日最後のスポット「少林山達磨寺」に立ち寄る。
ここは「高崎のだるま市」で有名なお寺なのだそうだ。



実は行きに前を通っているのだが、その時はメチャ混みだったのだが自分が来た時はもう4時近かったので、空いていた。
本堂に到着すると達磨納め所に山と積まれた達磨さんが目に入り、なかなか圧倒的であった。



隣接する「達磨堂」には古今東西の各種の達磨さんと達磨さんに関するアイテムが展示されていたのだが、その中にこんなパネルを発見。
うおっ、中村梅之助ではないか!
そう、中村梅之助は「達磨大助事件帳」という時代劇に出演していたのだ。
これとか「伝七捕物帖」とか大好きだったよ。
お陰で帰りの車中は脳内でずっと達磨大助事件帳のテーマがかかっていたのであった。


本日の走行距離 93.9キロ、聞いた曲数 38曲。