東京湾観音・富津埋立記念館・他


9月最初の週末、今日は千葉県富津市にある東京湾観音や富津埋立記念館とかに行って来た。



東京湾観音は1961年に、木材流通で財を成した宇佐美政衛氏が平和祈念と戦没者の慰霊を目的として建てた観音様だ。
何故、東京湾観音なのかと言うと、先日「大谷観音」に行って来た話を某増○さんに話したら、「大谷観音より東京湾観音の方がイイよ!」と言われてしまったからである。
ちなみに、身長はなんと56メートル! ほぼ、「コン・バトラーV」と同じ高さなのである。



高速と下道を使って昼前には到着。
時折雨がぱらつく曇天だが、たまに陽が差したりして結構良い感じだ。
早速写真を撮ったり、周りを散策したりする。



拝観料500円を払い、いよいよ観音様の内部に進入する。
牛久大仏と違って、徒歩で56メートルを登るのだ。



結構人が来ていたが、上まで登る人は流石に少なくほぼ貸し切り状態。
途中、観音様の外部に出て景色を眺めるコーナーが設置してあるのが心憎い。



ついに天辺(観音様の頭部)に到着。
ビルで言うと20階の高さなのだそうだ。



東京湾観音を後にし、次に向かったのは「TEPCO新エネルギーパーク」。
そうっ、あの原発で渦中の東京電力の広報施設だ。
行く前から判っていたのだが、やはり「休館」していた。



建前は「震災のせい」なのだそうだが、真実は…、まああれなのだろうなあ。
さりげなく産廃の保管場所になっていたりして、もうここがかつてのようなテーマパークになることは無いのであろう。
しかし、産廃って、まさか福島第一の…。



次に向かったのは「富津埋立記念館」。
名前のとおり、富津沖が埋立てられたことを記念して建設された記念館だ。



実はここには東京湾に設置された旧軍の海上要塞である「第一海堡」〜「第三海堡」の資料があるのだ。
基本、パネル展示であったが、なかなか面白かった。



その後は君津市に移動し、「君津市漁業資料館」を観覧。
ここは君津市漁業資料保存会によって建設されたが、2007年に同会が解散したため現在は君津市によって運営されている資料館だ。
「上総海苔」で高名な近江屋甚兵衛氏に関する資料を中心に、16,000点の資料が展示されている。
ちなみに入館(無料)すると「海苔」が貰えるのはなかなか洒落ている。


気が付けば4時近くなってしまったので帰路に着く。
こうして9月最初の週末も楽しく過ごすことが出来たのであった。
本日の走行距離 187.3キロ、聞いた曲数 49曲。