大谷観音・とちぎ山車会館・他


遠征最終日。田中正造を巡る散策はひとまず終了し、今日は「大谷観音」と「とちぎ蔵の街」を見て回る。



昨夜も宇都宮で泊まって餃子を食べて、今朝は8時には出発。
30分程で大谷観音のある大谷寺に到着する。ここは坂東三十三箇所第19番札所でもあるのだ。
早速観覧料を支払って国の特別史跡重要文化財でもある「大谷磨崖仏」を見る。
ちなみに写真撮影は禁止だった。
お盆なので空いていて、自分が本日の一番乗りだったらしい。



宝物館とか見た後「平和観音」に移動。
まだ午前だというのに既に35度の猛暑で、見ている人も殆どいない。
周りのそそり立った岩が熱を集めているのかともかく暑い。
折角なので上に登って観音様の顔の近くで記念撮影を試みる。
ここのところポーズがマンネリだったので、今回は「ハルキぃポーズ」だ。



さて、大谷観音を満喫したので次はいよいよ「大谷資料館」だ!
大谷寺に車を止めたまま、資料館まで歩いていく。
だが、入り口に到着すると「CLOSED」の看板が。
「お盆だからお休み?」とか一瞬思ったが、地震の影響で震災後ずっと休業しているらしい。
またかヨ!



失意の内に駐車場に戻ろうと歩いていくと、ふと凄い廃墟が目に止まる。
近くに行ってみると大谷石と建物がミックスされ、さらに草木がボーボーの凄い廃墟だ。
帰ってから調べたのだが、ここはかつて「山本園」というホテルだったらしい。
中は立ち入り禁止だったが(そもそも草木に埋まっていて近寄れない)、なかなか凄いものが見られて、資料館休業の穴を埋めるには充分だった。



大谷寺を後にし、帰路に着く。
昼食を済ませた後、途中栃木市に立ち寄る。
旅番組で「蔵の街」として盛り上がっているのが紹介されており、是非見ておこうと思ったからだ。



お盆でしかも猛暑なので観光客はまばらだが、川越と佐原を足して2で割ったようないい感じの町並みだ。
ウォーキングを兼ねてあちこちを散策して写真を撮りまくる。



「とちぎ蔵の街観光会館」に寄るが、お盆でかなりの施設がお休みだった。
下のピンクのインパクある看板は、なんと肥料屋さんの看板だ。
観光客は肥料とか買うのだろうか。



ぐるっと見て歩いた後、「とちぎ山車会館」に入る。
有名な「とちぎ秋まつり」の山車などが飾られているのだが、こちらも写真禁止だった。
最後に蔵の街美術館の前でハルキぃポーズを決めてみる。


こうしてお盆休み前半の田中正造足尾銅山を巡る旅も無事終了した。
猛暑ではあったがずっと天気が良くて、最後まで楽しめて良かった。
本日の走行距離 159.2キロ、聞いた曲数 53曲。