がんばろう!福島MSCCラリー 2011


今日は福島県棚倉町で開催された「がんばろう!福島MSCCラリー 2011」を見に行って来た。



このMSCCラリーはもともと「全日本ラリー選手権第4戦」及び「東日本ラリー選手権第2戦」として開催の予定であったが、先頃の東日本大震災によってこの棚倉町のある福島が甚大なる被害を被ったことを受けて、その復興の一助になればとの意味合いを込めて「がんばろう!福島MSCCラリー 2011」に名称を変更したそうである。
ラリーの関連イベントは色々と行っていたが、ラリーそのものは実は行ったことがなかったので、震災復興の意味合いも込めて、今回初観戦することにしたのであった。



折しも朝から大荒れの天気。
大雨の中、首都高に乗って出発したのだが、会場である「ルネサンス棚倉」に到着する頃にはすっかり晴天に!
本当は行くの止めようかと迷っていたのに、まさかの大勝利だよ。
来て良かった!



入場料を払い、早速観戦エリアに向かう。
そこではSSを走る車輌を直に見ることが出来るのだ。
観戦エリアに隣接して歴代ラリーマシンのレプリカカーが展示してあり、自分の乗っていたGC8インプもあったので思わず記念撮影。
やはりインプと言えば555だよね。



観戦ポイントはこんなのんびりした感じだった。
WRCみたいにマシンが来るたびに「プアーッ」とかホーンを鳴らしたりしないので、耳を澄ましてカメラを構えていないと車が来るのが判らなくて苦労した。
ちなみに自分が来た時は丁度SS4のアタック中で、新井さんが走っていた。



デジイチな人達に混じってひたすらコンデジで撮りまくる。
グループAとまでは行かないが、目の前を爆音と共に走り去っていく姿に夢中になってシャッターを切る。
やはり本物は迫力が違うなあ。見に来て良かったヨ!



SSが終わり、観戦ポイントを離れてサービスパークへと向かう。
プロのメカニックがマシンを整備する姿を間近で見ることが出来るのもこのイベントの醍醐味だ。



3時からはメインゲートにて選手紹介を兼ねた「セルモニアスタート」が実施された。
奥州鮫川太鼓保存会の演奏をパックに1台、1台とスタートする姿はヨーロッパのラリーとは一味違ってなんか心にクルものがあった。



PWRCのチャンピオンでお馴染み新井敏弘選手の登場に会場は一際盛り上がる。
しかしアナウンサーの中の人に「帽子が小さく見えるね」とか言われていて、新井さんが可愛そうだった。



痛車なラリーカーも参加していた!
クスコ・ジュニアラリーチームの「サトリア ネオ」というマシンだそうだ。
サトリアはマレーシアのプロトン社のマシンで、今回参加の中では唯一の外車だった。



再び観戦ポイントに戻り、SS5を観戦する。
先程の痛ラリー車も果敢にアタックしており、結構サトリア格好いいなあとか思ってしまった。
(何となく響きもサトリナに似てるし)


気が付けば時計の針が5時を指していた。
もう1つあるSSは諦めて、会場を後にして本日の宿である白河に向かう。
人生初のラリー観戦であったが、好天に恵まれ本当に良かった。


本日の走行距離 272.4キロ、聞いた曲数 56曲。