岡本太郎美術館・旧白洲邸 武相荘


今日は川崎にある「岡本太郎美術館」と、町田市にある白洲次郎の旧宅である「武相荘」に行ってきた。



先週末は雨天のため何処にも行けずに5月最後の週末を過ごしてしまったので、6月最初の週末は是非何処かに行きたいと思っていたところ、おあつらえ向きの好天に。
そこで前から行こうと思っていた白洲次郎の住んでいたという農家、「武相荘」に行くことにする。
まずはすぐ近くにある川崎市の「生田緑地」に立ち寄り、その中にある「岡本太郎美術館」に向かう。



岡本太郎はご存じの通り、大阪万博の「太陽の塔」とかで高名な芸術家だ。
亡くなる数年前に、所蔵する殆どの作品を生まれた地である川崎市に寄贈しており、この美術館はその作品の数々が展示されているのだ。



館内はまあ、撮影禁止だったのだが、「宇宙人東京に現わる」のパイラ星人とかがどどーんと飾ってあったりして、かなり楽しい内容であった。
更に外にはこの美術館のシンボルタワーである高さ30mの「母の塔」というのがあって、思わず記念撮影をしまくってしまった。



美術館を出ると丁度お昼に。
昼食を済ませた後、ざっと生田緑地内をウォーキングする。
結構勾配がキツイので意外に疲れてしまったため、同敷地内にある「日本民家園」はまた今度にする。



生田緑地を後にして、いよいよ「武相荘」に向かう。
着いてビックリしたが、結構人気のスポットらしくて多くの来訪者で賑わっていた。



白洲次郎は、進駐軍に「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめた事で有名な人だが、自分は恥ずかしながらNHKのドラマで見るまでは全然知らなかった。
ちなみに「武相荘」は「ぶあいそう」と読むそうで、意味は武蔵野と相模の境にあるのに加えて、「無愛想」とかけたネーミングなのだそうで、なかなか楽しい由来である。



白洲次郎が17歳の時に父親に買って貰った「ペイジ Six-38」。
17歳で車を買って貰えるなんて、なんて羨ましいんだ!



それにしても、この「武相荘」は元々は農家だったらしいのだが、白洲氏によって改造されてかなりイイ感じの住まいになっていた。
自分も老後は田舎にこんな感じの家を買って、のんびり過ごせたらいいだろうなあと夢想しつつ帰り支度を始めるのであった。


本日の走行距離 134.9キロ、聞いた曲数 37曲。