能登半島一周その2 コスモアイル羽咋・他


遠征2日目。今日からついに記念すべき能登半島一周がスタートだ。



昨夜は富山市のお隣の高岡市で長距離ドライブの疲れを癒し、今朝はまず泊まったホテルの目の前にある「高岡古城公園」を散策する。
何故ならそこには「true tears」で登場した噴水があるのだ。



実は2年前も富山に同作の聖地巡礼で来ていたのだが、その時はここをスルーしてしまったので今回はそのリベンジなのだ。
登場場面そのままの景色を見ていると、まさに作品世界に自分が入り込んだような気分にさせられる。
ちなみに自分は乃絵派だった。



撮影に夢中になっていたら雨が降り始めた。しかも女子中学生の集団もやって来たので早々に退散。
でも色々写真が撮れて満足のうちにホテルへと帰る。



チェックアウトを済まし、いよいよ能登半島に出発。
しかし古城公園でゆっくりし過ぎたため、最初のポイント能登島大橋に到着したのはお昼になってしまった。しかもますます雨足も強くなってきた。
仕方がないので当初のドライブメインの予定を変更し、雨天用の施設観覧コースに切り替える。



と言う訳でやって来たのが羽咋市にある「コスモアイル羽咋」。
実はここはNASA特別協力施設の宇宙博物館で、今回の能登遠征の目玉の一つなのだ。
何となくUFOを思わせる建物の外観と、いかにもなロケットがそれっぽい雰囲気を醸し出しており、能登の地において大いなる違和感のインパクトを与え、見る前から興奮させてくれる。



入場料は展示室だけなら350円だ。
早速入ると宇宙好きには堪らない展示物が所狭しと並ぶ。
しかもガラガラなので見放題だ!



ちなみに、ここはUFO関連の展示もあるのが見所。
エリア51の宇宙人の死体模型なんかもあって、矢追スキーにも堪らないポイントになっている。



外は大雨なので来客も少なく、ゆっくりと宇宙とUFOを満喫でき、能登初日にして早くも満足な時間を堪能したのであった。



コスモアイルを後にし、同じく羽咋市にある「気多大社」に立ち寄る。
来てから気付いたのだが、ここは縁結びの神様とパワースポットで若者に人気らしい。
自分的には全国から若い女の子が集まる「幸娘みそぎ祓い」で有名なのだが。



ちなみにこれが「幸娘みそぎ祓い」だ。
毎年大晦日にやってるらしいので、巫女スキー、ジョシコウセイスキーな人なら是非一度は見に行くと良いであろう。



次に重要文化財五重塔等がある金栄山妙成寺にも立ち寄る。
気が付けば雨も止んで、空気がとても澄んで爽やかだ。



ここは立ち寄って正解だった。
日本海の風雪に長年耐えてきた建物の持つ、無言の迫力みたいなものを感じさせられ、暫し時を忘れる事が出来た。



結構いい時間になってきたので今日のところはこの辺にしようと帰り始める。
最後に車で砂浜を走れると噂の千里浜海岸に行く。
砂浜を車で爆走なんて、なんかWRCみたいで気持ち良かったです。



ホテルに戻って夕飯を食べに街に繰り出す。
途中「高岡大仏」を発見。何気に指定有形文化財で、日本三大大仏の一つでもあるそうだ。
町中に忽然と佇む姿はなんかちょっと格好いい。
そんなこんなで能登一周初日は付け根だけで終わってしまったが、充実した1日であった。
本日の走行距離 209.1キロ、聞いた曲数 77曲。