ルパン三世展


今日から三連休。ということで、初日の今日は千葉県佐倉市佐倉市立美術館で開催中の企画展、「アニメ化40周年 ルパン三世展」に行って来た。



ルパン三世はお馴染みモンキー・パンチ氏原作のコミックをアニメ化した国民的有名作だ。
自分も最初のテレビシリーズや映画「カリオストロの城」なんかは非常に大好きだったので、今回是非見に行こうと思っていた。
本当は先週からだったんだけど、初めのうちは混みそうなので2週目の今日にした訳である。
ちなみに会場である佐倉市立美術館のホームページを見ると、こんな風になっていて笑える。



佐倉市には昼前に到着。軽く昼食を済ませた後、佐倉城址公園に車を停め市内を散策しながら会場に向かう。
天気は良いのだが気温がとても低かったので、あまり人は来ていないかなと思ったけど、そんな事は無く結構多くの人が訪れていた。
ちなみ佐倉市立美術館の建物はかつての川崎銀行佐倉支店の建物で、美術館のエントランスホールになっている。



早速中に入るが、場内は撮影禁止なので入り口だけ撮影。
まず最初の第一会場では、アニメのルパン三世をその制作された年代ごとに紹介し、キャラクターの設定画や企画書等、貴重な資料の数々が展示されていた。
もっとも自分の知っているのはTVシリーズパート2までなので、最近のTVスペシャルとかは訳がワカラン状態だった。



続く第二会場では原作者であるモンキー・パンチ氏のコミック版ルパン三世を紹介。
流石に40年もの間描き続けているだけあって年代ごとで絵が随分違うのだが、初期の作品には当時としてはファッショナブルな作風ながらも、白土三平望月三起也らに通ずる独特なダークさがあって興味深かった。
また、アニメルパンに関わったアニメクリエイター達のスケッチ等も公開されていて、あの大塚康生氏の「フィアット500に乗ったルパン」のイラストもあった!
自分がフィアット500好きになったのはルパンの影響が大きかったんだよなあ。
それから、スペースの一角では1969年に作られたという幻のアニメパイロットフィルムも上映されていて、思わず見入ってしまう。
野沢那智のルパンは聞いた事があったが、広川太一郎のルパンは初めて見たよ。



ルパン展の開催に合わせて募集された塗り絵コンテストの作品の数々も展示されていた。
しかし、やはり子ども達にとってはルパンのジャケットは「赤」というイメージらしく、ファースト&カリオストロでお馴染み「緑」のジャケットのルパンは一つも無いのか! と思っていたら1人だけいて感動した。



これなんか綺麗に彩色されたルパンの側に、なんともミスマッチな可愛い絵が。
小学4年生の女の子の作品だ。



元川崎銀行だったエントランスホールの中には記念撮影用のルパンと次元がいた。
大人、子供の分け隔て無くみんなが夢中で写真を撮っていて、やはりルパンは国民的ヒーローなんだなあと感心しつつ会場を後にする。
こうして3連休は初日からルパンを見てのんびりと過ごしたのであった。
本日の走行距離 103.4キロ、聞いた曲数 31曲。