乾坤山日本寺(鋸山)


今日は車の車検が終わったのを記念し、千葉の房総にある鋸山に行って来た。



鋸山は正式な名称を「乾坤山」と言い、725年に聖武天皇の勅詔と光明皇后の言葉を受けた行基菩薩によって開山された日本寺のある山だ。
日本寺は昭和14年に火事で失われてしまったが、日本最大の磨崖仏があることで有名で、房総でも5本の指に入る人気スポットとなっている。
自分は小学生の時一度来ただけなので、今回は実に数年振りの来訪だ。



鋸山にアプローチするには3つの手段がある。
麓からロープウェイに乗って行くか、有料道路を使って車で山頂まで行くか、麓から歩いて行くか。
もちろん自分は麓の参道から歩いていったよ。
大仏のある大仏広場までは簡単に到着できたので、「結構楽勝だな」とこの時は思っていた。



その後、山頂まで歩いて向かうが、この日は34度近い猛暑。加えて結構急な石段の連続なので、流石にちょっとキツイ。
途中、ダウンしている人があちこちに散見され、なかなか悲惨な光景であった。
そんなこんなで汗だくになりながらも山頂展望台に到着した。



有名な「地獄のぞき」だ。
順番待ちで行列で、ゆっくり写真を撮ることは出来なかった。



次に向かったのは「百尺観音」。
丁度お坊さん達の読経が実施されており、貴重な体験をすることが出来て感動した。



もう一つの山頂である「十洲一覧台」に向かう。
だがこちらは人気が無くて空いていた。



一通り山頂を堪能し、千五百羅漢道を通って下り始める。
様々な表情の羅漢が立ち並び、どっかで見たようなのもいたりした。



結構な勾配の石段を上り下りし、流石に疲れてしまった。
その後麓に戻り車で帰路に着き、千葉県袖ヶ浦市にある「袖ヶ浦市郷土博物館」に寄り道する。
アクアラインなるほど館」というのも近くにあり、なかなか楽しい施設であった。
猛暑で非常に疲れたが、山歩きも一杯出来て楽しい1日であった。
本日の走行距離 217.4キロ、聞いた曲数 65曲。