観音崎公園・横須賀美術館


今日は埼玉県横須賀市にある観音崎公園に行ってきた。



3月11日の地震の後、あまりもの被害の大きさに正直混乱してしまい、パニック状態のまま何も出来ずに2度の週末を過ごしてしまった。
近所の浦安などは結構被害が凄く、良く行く海沿いの遊歩道なんかも写真のような有様で、只々驚愕するばかり。
で、ボランティアとかも考えたのだが、なんかもう定員が集まっているそうで、結局何も出来ずに終わってしまった。
そんなことで気が付くと、春日井遠征から3週間。
今週末は買い占め騒動で大混乱だったガソリンスタンドも落ち着きを見せ、ようやく給油が可能に。
なのでちょっと遠出をすることにしたのであった。



今回向かったのは横須賀の観音崎
横須賀には何度も行っているが、観音崎をじっくり見たことは実は無かったので、遠征ウォーキングを兼ねて訪れることに。
まずは某Nさんに「この美術館建築は是非見ておけ」と言われた横須賀美術館に立ち寄る。
塩の被害対策のため、全面ガラスで覆われており、非常に目立つ。



これは同施設内にある若林奮氏の作品、鉄の彫刻「ヴァリーズ」。
なんか、つい写真を撮ってしまった。



美術館を後にして昼食を済ませた後、いよいよ観音崎公園に向かう。
まずは観音崎灯台に行ったのだが、地震のせいで入場禁止になっていた。



さて、ここからが本命。
ここ観音崎公園は、かつての「東京湾要塞」だったところで各所に砲台跡などが残っているのだ。
(写真は上が「北門第一砲台」、下が「北門第二砲台」)



こちらは先程の美術館のすぐ近くにある「三軒家砲台」。
ここが一番見応えがあった。



「北門第三砲台」。
あの「28サンチ榴弾砲」が据え付けてあった場所だそうだ。



気が付けば3時間近く時が経っていた。
なのでいよいよ最後の目的地、ビジターセンターに向かう。ここにはその28サンチ砲の実物大模型が展示してあるのだ。
近寄るとあれだが、遠目にはなかなか立派な出来に写真を撮りまくる。
ただ、周りに置かれたプランターがちょっとアレだった。



時計の針も4時を指そうという時間になったので帰路に着く。
しかし、昨日の強風のお陰か空も非常に澄んでいて、波も穏やかで非常に素晴らしい1日であった。



最後に横須賀美術館で買ったお土産のポストカード。
清宮質文(せいみやなおぶみ)という人の作品で「泳ぐ人」というタイトルなんだそうだ。
なんかインパクトがあったのでついつい買ってしまった。
本日の走行距離 184.9キロ、聞いた曲数 37曲。