赤山地下壕跡・館山海軍砲術学校跡


館山基地の後は館山城を見る予定であったのだが、ここ数週お城は連続で見ているので今回はパス。
代わりに基地のすぐ近くにある「赤山地下壕跡」を見ることにする。



ここは数年前から一般公開されるようになった防空壕で、入場料は無料!
受付でヘルメットと懐中電灯を渡されて、早速中に入る。



松代のそれよりちょっと狭いとのことだが、それでも結構広々としていて驚く。
始めは他の団体もいて賑やかだったのだが、気が付くと誰もいなくなって貸し切り状態。
静寂の中、写真を撮りまくったのであった。



最後に館山市佐野にある「館山海軍砲術学校跡」に向かう。
一般住宅に混じって煉瓦の壁だけが残っており、ちょっと判りづらかった。
なんかボイラー室らしい。



さらに数メートル離れた場所にある「平和祈念の塔」も見に行く。
当時の関係者の人たちが中心になって、1991年に設立されたものだ。
塔は大砲の砲身風にデザインされており、さすが砲術学校だと思わせる。



塔の脇にあった四一式山砲。ボロ錆びで、少しずつ欠けて来ているのが悲しい。



20センチ砲の砲弾を流用した「ロツ弾」というのが飾られていた。
硫黄島で米兵が恐れた通称「バッブリー・ワッブリー」である。
「四式20センチ噴進砲」の砲弾らしいが、砲を使わずとも写真のような板2枚の簡易発射装置でも撃てたらしい。


その後のんびり下道で帰ろうかと思ったが、行きの渋滞で腰が限界寸前。
結局高速でさっさと帰る。帰りは渋滞はナッシングだった。
本日の走行距離 258.5キロ。カーステで聞いた曲数 61曲。