石間交流学習館・井上伝蔵邸


日窒鉱山で昼食を済ませ、午後からは「秩父事件」を巡る旅に切り替える。
まずは事件の関連資料を展示しているという「石間交流学習館」に向かう。



ここは廃校となった小学校を利用した資料館で、基本的には学生に秩父事件の真実を学んで貰おうというコンセプトの施設となっている。



館内には根岸君夫によるでっかい「秩父事件連作画」によって事件のあらましが語られているほか、当時の訴状とか証文なんかも展示されている。
さすがにお盆なので、他に人はいなく貸し切りであった。



事件の時、困民党に襲撃された秩父の高利貸宅の柱。
刀傷でズタボロだ。



次に秩父事件を題材とした映画「草の乱」の撮影のために復元された井上伝蔵邸に向かう。
当時の写真と比べるとそっくりだ。
でも近くに寄れないので記念撮影が出来ないのはつまらなかった。



その代わりオープンセットの一部が移築保存されていたので、そちらで記念撮影。



気が付けば4時近くなってしまったので、帰途につくことに。
最後に秩父神社にお参りしていく。有名な「つなぎの龍」も見ることが出来た。


帰りはついに渋滞にぶちあたる。
東京方面への道はどう行っても混んでいるのであった。
最後がアレであったが、今回も色々行けて楽しい遠征であった。