高崎白衣大観音・富岡製糸場


ダブル三連休2日目。
今日はいよいよ高崎観音のある慈眼院と、世界遺産登録を目指して燃えている富岡製糸場とかに行って来た。



今日は昨日とは打って変わっての晴天なのだが、先日の台風による帰宅困難の疲れか余り調子が出ない。
まずは高崎観音のある慈眼院に向かうのだが、ナビの言うとおりにしてたらいきなり観音様の目の前に着いてしまい、参道をすっ飛ばすという失態を演じてしまった。



この高崎白衣大観音は、1936年に高崎の実業家である井上保三郎氏によって建立されたものだ。
なんと戦前のコンクリ建造物でもあるのである。
折角なので内部に入る「胎内拝観」を実施し、頂上まで登って記念写真を撮ってきた。
登頂途中も戦前のコンクリの味わいを堪能でき、なかなかのものであった。



高崎観音を後にして、次に富岡製糸場に向かう。
世界遺産の件で話題のため、ご年配の方々の団体や、子どもの軍団なんかも来ていて非常に賑わっていた。



この富岡製糸場は明治5年(1872年)に操業を開始した、日本初の器械製糸工場なのだそうだ。
なんと1987年まで実際に操業が続けられていたそうで、その広大な施設が殆ど当時の姿で残っている。
あと、帰ってから知ったのだが、数日前にここで坂本真綾のライブが実施されていたらしい!
なんか、ビックリしたよ。



ただし、内部まで公開しているのは資料展示をしている一部の建物だけで、施設内も半分以上が立ち入り禁止だ。
団体さんはガイドツアーに付いて廻っていたが、自分はフリーダムに見て歩いたのであった。



映画とかでお馴染み、女工さん達が実際に働いていた「繰糸所」だ。
機械は錆びないようにビニールがかけられているが、殆どそのまま置いてある。



映画のロケセットと言うよりは、まるでタイムスリップしたかのような佇まいに古い建物スキーの心は加速する。
しかし一番近寄って写真を撮りたかった大煙突はそばに寄れず仕舞いで、ちょっと残念だった。
気が付けばお昼になったので、昼食にのため富岡製糸場を後にするのであった。